アプリの開発費用相場は300万円|アプリ開発費用の相場を徹底解説

アプリ開発費用は一体いくらかかるのかご存知でしょうか?
結論として、アプリ開発費用の相場の中央値は300万円となります。
平均値が420万円とアプリ規模や、アプリ機能によって価格の変動し、決して安くない金額がかかることが分かりました。

本記事を読むことで、様々なアプリの開発費用の相場や、アプリ開発にかかる内訳、開発費用を抑えるためのポイントなどを解説し、あなたの想定しているアプリの開発費用のイメージがつかめます。

参考: https://imitsu.jp/cost/app-developer/#SH8CRNmJVn

【規模別】アプリ開発費用の相場は300万円から

規模別のアプリ開発費用は以下の通りです。

  • シンプルなアプリで100万円〜
  • 基本的なアプリで300万円〜
  • 高機能なアプリで1000万円〜

シンプルなアプリ

特定の機能に特化したアプリや、情報表示がメインのアプリなどが該当します。

  • 社内用アプリ:自社固定形式フォームの資料を、カメラで読み取り資料を作成する等の業務効率アプリ
  • カタログアプリ:自社商品の一覧を表示するアプリ

基本的なアプリ

ユーザー管理が必要なアプリや、データベース管理が必要なアプリなどが該当します。

  • マッチングアプリ:ユーザー登録、チャット機能、プロフィール編集、プッシュ通知などの機能があるマッチングアプリ
  • ECアプリ:商品一覧、カート機能、決済機能、注文履歴管理などの機能があるECアプリ

高機能なアプリ

独自アルゴリズムを持つシステムや、外部機器連携など高度な技術が必要になるアプリなどが該当します。

  • 大規模SNSアプリ:独自アルゴリズムによるマッチングや、複雑なレコメンド機能、膨大なユーザー同時接続数に耐えうる設計などの機能を持つSNSアプリ
  • IoTアプリ:スマート家電や独自デバイスとBluetooth通信による連携を行うアプリ
  • 金融系アプリ:銀行口座連携や高度なセキュリティ設計が必要となるフィンテックアプリ

【ジャンル別】マッチングアプリの開発費用は200万円から

各ジャンルの費用相場は以下の通りとなります。
多機能を求められるアプリや、セキュリティが強固なアプリは工数がかかり、その分開発費用が大きくなります。

  • 社内用業務効率化アプリ:100万円〜
  • SNSアプリ:200万円〜
  • マッチングアプリ:200万円〜
  • ヘルスケアアプリ:300万円〜
  • 学習アプリ:300万円〜
  • ECアプリ:300万円〜
  • 金融アプリ:1000万円〜

【機能別】ログイン機能は40万円

機能別の費用は以下の通りとなります。
実際にアプリに組み込む際には、詳細要件やアプリ画面数などによって費用に変更があります。

機能名内容の目安概算費用(万円)
会員登録・ログインメール・SNS連携(Google/Apple等)40 〜 100
プロフィール編集ユーザー情報の登録・変更、画像アップ20 〜 50
お知らせ一覧・詳細運営からの通知表示20 〜 50
検索・フィルタキーワード検索、カテゴリ絞り込み40 〜 100
決済機能クレジットカード決済、Apple/Google課金80 〜 200
プッシュ通知サーバー側からの個別・全体通知送信40 〜 80
チャット機能1対1、またはグループチャット100 〜 300
お気に入り・いいねコンテンツの保存、リアクション20 〜 50
口コミ・投稿テキストや写真の投稿、評価80 〜 150
地図・位置情報現在地の取得、地図上へのピン表示50 〜 120

アプリ開発費用の内訳

アプリ開発費用の内訳は、大きく分けて5つの工程があります。

  1. 要件定義・設計(20%)
  2. 開発(50%)
  3. テスト(15%)
  4. リリース
  5. 保守・運用(15%)

1. 要件定義・設計

要件定義とは、どんなアプリを作りたいかを明確にし、開発会社と要件を擦り合わせる工程です。
要件定義で擦り合わせた内容を元に、開発会社がシステム設計やアプリのデザインを作成します。
要件定義・設計が、全工程の中で1番重要な工程です。
システム開発の約5割は失敗していると言われております。
その中でも主な原因としてあげられているのが、「要件定義が不十分」だったということです。
そのため、要件定義・設計ではある程度の予算や時間をかけて行うことが大切です。
システム開発費用の20%の割合がかかることが一般的です。

参考: https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/100753/030700005/

2.開発

要件定義書や設計書を元に、システム開発を行います。
システム開発では大きく2つの工程に分けられます。

  • フロントエンド開発(アプリ画面の開発)
  • バックエンド開発(アプリ通信先のサーバーの開発)

開発期間と開発費用ともに一番かかる工程となり、システム開発費用の50%の割合がかかることが一般的です。

iOSとAndroidをネイティブ開発する場合、本来はそれぞれのシステム開発が必要になります。
しかし、弊社が得意としているFlutter等のクロスプラットフォームを使うことで、1つの開発でアプリを作ることが可能(ネイティブ開発が必要な場合もあります)になり、システム開発費用を抑えることが可能になります。

3.テスト

開発完了後にテストを行います。
あらかじめテストケースを洗い出し、テスト仕様書などを元にテストを行います。
ここで出たバグを修正し、再度テストを行う工程を繰り返し、アプリをブラッシュアップしていきます。
テスト工程は、システム開発費用の15%の割合がかかることが一般的です。

4.リリース

テスト工程が完了したら、アプリをリリースします。
Apple及びGoogleのストアにアプリをリリースする際に、必ず開発者アカウントを発行する必要があり費用が発生します。

  • App Store:$99(毎年更新)
  • Google Play Store:$25(初回のみ)

また、アプリストアの申請は開発会社が代行して行う為、代行手数料がかかります。
iOSとAndroidの両方を合わせて約10万円かかることが一般的です。

5.保守・運用

詳しくは次の見出しで説明しますが、アプリ開発は作って終わりではなく、運用していく中でサーバー費用やOSアップデート費用など様々なランニングコストがかかります。
保守・運用費用として、システム開発費用の15%の割合がかかることが一般的です。

アプリ開発費用だけではなく、ランニングコストもかかる

ランニングコストとして以下の費用がかかります。

  1. 開発者アカウント登録料金(iOS・Android)
  2. OSアップデート費用
  3. SDK・API利用費用
  4. サーバー費用
  5. マーケティング費用

1. 開発者アカウント登録料金(iOS・Android)

先ほど説明の通り、開発者アカウントの登録が必要になります。
Appleは毎年更新時に$99かかるので注意が必要です。

  • App Store:$99(毎年更新)
  • Google Play Store:$25(初回のみ)

2. OSアップデート費用

iOS及びAndroidは年に1度、OSのバージョンアップがあります。
それに伴い、以下の理由からアプリの改修が必要になります。

  • 新しい端末(新しいOS)上で古いアプリが使えなくなる恐れがある
  • アプリアップデートのストア申請時にリジェクト対象となりうる
  • セキュリティ維持の脆弱

これらを対応する場合、iOSとAndroidの両方を合わせて約10万円かかることが一般的です。

3. SDK・API利用費用

アプリ開発を行う上で外部サービスと連携し、アプリを構築することが一般的です。
外部サービスが開発者向けにサービスを公開していることを、APIやSDKと言います。
例えば、位置情報アプリを開発する際にGoogleに対してAPI使用料を支払うことで、アプリにGoogleマップを組み込むことが可能になります。
マップ機能を1から開発する場合、大きな工数がかかりますが、外部サービスのAPIやSDKを利用することで使用料はかかりますが、工数をかけずにアプリを開発することができるメリットがあります。
SDK・API利用費用は各種サービスによって異なりますので、各種サービスのHPをご確認下さい。

4. サーバー費用

通信を行うアプリを開発する場合は、サーバー費用がかかります。
主な変数として、ユーザー数・データ通信量・データ蓄積量によってサーバー費用が大きく変わります。
0円〜約数万円かかることが一般的です。
リリースしたばかりの新規アプリ等ユーザー数が少ない状態であれば、サーバーの無料枠内に収まる場合もあります。

5. マーケティング費用

開発費用とは別に、マーケティグ費用をかけてユーザー認識やユーザー獲得を行う場合もあります。
システム開発費用の20〜30%をかけることが一般的です。

参考: https://dojobusiness.com/blogs/news/mobile-app-marketing-cost

アプリ開発費用を抑える5つの方法

  1. Flutterに強みのある開発会社に依頼する
  2. 実績のある中小企業に依頼する
  3. MVPで開発を行う
  4. 見積もり時にアプリの要件を明確化する
  5. 補助金を活用する

1. Flutterに強みのある開発会社に依頼する

通常、iPhone(iOS)とAndroidのアプリを両方作るには、それぞれの開発工程が必要です。
しかし、Flutterなどのクロスプラットフォーム技術を使えば、1つのソースコードで両OSに対応可能になります。これにより、開発工数と費用を最大で約50%削減できる場合があります。
Flutterに精通した開発会社を選ぶことは、もっとも直接的なコストダウンに繋がります。

2. 実績のある中小企業に依頼する

開発費用の大半は人件費です。そのため、関わる人数が増えるほどコストは膨らみます。
大手企業は役割が細分化されており、1つの案件に多くの人員を投入する傾向がありますが、中小企業は1人複数役で対応することが多いため、プロジェクト全体の人数を最小限に抑えられます。
少数精鋭によるコスト削減を狙いつつ、品質を担保するために開発実績の豊富さを重視して選定するのがポイントです

3. MVP開発を取り入れる

MVP(Minimum Viable Product)とは、必要最小限の機能でリリースし、ユーザーの反応を見ながら改善を繰り返す手法です。
初回リリース時に機能を盛り込みすぎると、開発期間とコストが膨らむだけでなく、ユーザーのニーズからズレてしまうリスクがあります。
まずは「必須機能」に絞って早期にリリースしましょう。素早くフィードバックを得ることで、費用を抑えつつ本当に求められるアプリへと成長させることができます。

4. 見積もり時にアプリの要件を明確化する

開発会社への見積もり依頼前に、「何を作りたいか」を具体化しておくことが重要です。
要件が曖昧なままだと、リスクを見込んだ高めの見積もりになったり、開発が進んでから「イメージと違う」といったトラブルが発生しやすくなります。
初期段階で要件を固めることで、見積もり精度が向上し、追加費用の発生や無駄な手戻りを防ぐことができます。

5. 補助金を活用する

アプリ開発で補助金を活用することもできます。

補助金名説明
ものづくり補助金これまでにない革新的なサービスや試作品の開発(オーダーメイドのシステム構築など)に活用できる、上限額の大きい補助金
新事業進出補助金コロナ禍以降の市場変化に対応するため、既存事業とは異なる「新分野」への進出(DX化や業態転換など)に伴う開発を支援するもの
IT導入補助金ゼロから開発するのではなく、既に世にある登録されたITツールや既存アプリを導入して業務効率化を図る際に利用できる補助金

おわりに

本記事では、アプリの開発費用相場について様々な視点からご紹介しました。
アプリ開発を成功に導くため・アプリ開発費用を抑えるためには、まず開発を依頼する前にアプリの要件を明確化してから、開発会社に相談することで期待に沿ったアプリを構築することが可能になります。

弊社代表は、約10年間アプリ開発の第一線に携わっており、豊富な開発実績を持っております。
また、弊社は少数精鋭でFlutterを用いたアプリ開発を行なっているため、余計なコストを抑える環境が整っています。
無料相談や要件定義から開発、保守運用まで一貫してお客様に寄り添い、初めてのアプリ開発であっても丁寧に並走させて頂きます。

ご興味がありましたら、ぜひスマートフォンアプリ開発会社の株式会社AppBellにお問い合わせ下さい。

株式会社AppBell 代表取締役社長。 会社員、フリーランスを経て、株式会社AppBellを設立。 10年にわたりアプリ開発の第一線に携わり、教育・ヘルスケア・飲食店向けレジシステム・テーマパークアプリなど、多種多様な業界の開発実績を持つ。 現在は、スマートフォンアプリの受託開発を主軸に事業を展開している。